苦しかった


辛かった


痛かった


悲しかった


いっぱいいっぱい泣いた


もう全部嫌だった


でもそれこそが「すべての鍵」だった


それは私の偽りのベールをどんどん剥がしていった


剥がれていくからすごく痛かった


やがて傷になった


傷はずっと消えなかった


傷を治そうと頑張って頑張って頑張って


どれだけ頑張っても治らない傷が気になって嫌でたまらなかった


でも今思えばさ


その傷は治す必要がなかったから治らなかったんだよね


むしろその傷は私だけでなく私の人生を


味のある深いものへとしてくれていた


その傷がだんだん愛おしく想えてきた


その傷へありがとうって想えてきた


コンプレックスがいっぱいな私だけど


このコンプレックスたちは


一生懸命にただただ私を愛してくれているのを感じるから


私もこのコンプレックスたちを愛していくことを決めた


一緒に生きていくことを決めた


でも常に愛そうとしなくていい


コンプレックスたちのことを嫌になるときもある


それでまたありがとうって想えるときもある


そんな感じでいいじゃん