あたしの敵

あたしのまわりの世界が全てが敵に見えるんだ。

全てがあたしを悪者、できないやつにしていく。

全てがあたしを世界の隅へと追いやっていく。

あたしの色はもう何色でもなくなっていく。

あたしが何なのかも分からなくなっていく。


全てから逃げたい。

全てから消え去りたい。

全てから解放されたい。

全てからあたしの存在をなくしたい。


こんな世界に生きたいわけじゃない。

こんな苦しまないと生きていけないのなら、

生きることを選びつづけなくてはいけないのはあまりに残酷だ。


さようならあたし。

さようなら。


こんな世界なら生きていたくはない。


もうダメだ。

もうムリだ。

ありえない。

あたしはもっと幸せになるべき。

あたしはもっと自由にのびのびと生きるべき。


そんな世界をあたしは生きるべきなのに。

そうじゃない世界にあたしは今いる。


おかしいぞ!!

あたしがいるべき世界ではないだろ!!

抜け道はことごとく行き止まりにつきあたってしまう。

だけどもう限界だ!!!!

あたしにはもうふさわしくなくなったこの世界からとっとと逃げるんだ!!!!

でも逃げるなんて…って逃げることがいけないなんて誰が決めた?

とにかく走れ!!!

突っ走れ!!!

この世界にいる限り、あたしは死んだも同然。

だから死に物狂いで走れ!!!

あたしのいるべき世界へ向かってもう突進するんだ!!!!

目の前が行き止まりなら、そこであきらめて引き返すな!!!!

その行き止まりの壁をぶっ壊すしか道はない!!!!

壊すのはとても怖いかもしれない。

痛いかもしれない。

傷つくかもしれない。

苦しいかもしれない。

悲しいかもしれない。

でもその覚悟と勇気があたしを本来いるべき世界へとつなぐ鍵となる。


鍵はあたし自身。

鍵にならなければあたしはどんどんあたしの敵になっていく。


残された道はたったひとつ。

あたしがその鍵となり、あたしをその世界へと連れていくということ。

さあどうする?